全長7m超のキャンピングカーで行く 滞在型サマーリゾート八方尾根

2021年の9月にトラックベースのキャンピングカーで、信州の避暑地で滞在型の車中泊に行った時のブログです。

テーマは【動く別荘】です。車内でのんびり、信州の大自然を借景に自分の別荘のように過ごす2泊3日の旅です。

ちょっと前の事なので、ざっくりとしたご紹介になってしまいますが、ご参考になれば幸いです。

 

9月といえば、平地はまだ残暑厳しい時期ですが、夏休みも終わって避暑地も混雑のピークを過ぎた頃。

のんびりと避暑地の別荘で暮らすように車中泊をするには最高の時期だと思います。

 

家を午前中に出発して諏訪湖SAでそばランチ。長野のリンゴ、シナノスイートのソフトクリームを食べて、さっそく信州を満喫(笑)

売店ではおやきと押し寿司を買いました。

安曇野に行く途中で田んぼアートがあったので、展望台から眺めました。たしか300円くらいしたと思います(有料なんですね(^^;))

 

このころはキャンプブームで、郊外にスノーピークとか,モンベル等々キャンプ用品ブランドの出店が相次いで話題になってましたよね。

 ということで、白馬エリアの「スノーピークランドステーション白馬」を訪問しました。

宿泊施設とショップ、カフェがありました。

私たちは直営店ならではの充実したショップをぷらぷらとしました。ファッション系の商品が多い印象でした。(その後スノーピークのアパレル部門は経営不振で縮小されましたよね(^^;))

 

 すぐ近くに「みみずくの湯」という温泉施設があったので、湯あみしました。

泉質は水素濃度が多く珍しい温泉らしいですが、入りやすい温泉という印象でした。

 近くに「パタゴニア」のショップもあったので寄ってみましたが、特に欲しいものもなく、ぷらぷら見学しただけでした(^^;)

 

このトラックのキャンピングカーにはキッチンに2口のガスコンロをビルトインしているので、IHはあまり使わずにカセットガスを使って調理することが多いです。

家の冷蔵庫のストック食材を持ってきてきたので、この日の夜はウインナーとキャベツの炒め物と、地元スーパーで売っていた金沢のご当地カレーのチャンピオンカレーのレトルトを食べました。

あとは、リンゴのワインとりんごプリンで、信州のリンゴを満喫。

 

翌朝はスキレットでウインナーとパンを温めて朝食に。

 

この後は、長野冬季オリンピックで使われたジャンプ台で観光ができるという事で、そちらに向かうことにしました。

 

ジャンプ台の上に昇ることができるので、さっそく見学に行きます。上まで昇るにはゴンドラ区間もあるのですが、最後の方は外階段でスリリング(^^;) 高所恐怖症の奥さんはガタブルでした。

 頂上まで登って下を見下ろすと確かに少し足がすくみます。

こんな高い位置から滑走するなんてすごい度胸。スキージャンパーってすごいですね。

館内には長野オリンピックのメダルやポスターなどの展示があり、当時の盛り上がりを感じることができます。

でもジャンプ台って冬の真っ白な流線形のかっこいいイメージがあるので、夏の姿はなんか微妙ですね。雪が無い分余計高さを感じることはできましたが(^^;)

近くの青木湖まで移動して湖畔にトラックを停めて休憩。スーパーで買った天丼をレンチンしてランチタイムにしました。

とてもうららかな気候で青木湖もとても静かな環境だったので、食後はルーフにあるテラスに昇って湖を眺めながらのんびり過ごしました。

 

 

テラスでのんびりした後は、少しデスクワークをしました。

湖の周りは森林で、幹線道路からさほど離れていない割にとても静かで、観光客もほぼいないというまさに別荘地のような環境でしたので、私がパソコン仕事している間に奥さんは周辺を散策していたようです。

仕事もはかどり、また少しのんびりしてから青木湖を後にしました。

 

次は八方尾根にゴンドラで昇って、グリーンシーズンのスキー場を観光します。

平地は残暑が厳しくでも、標高1680mの黒菱平が別天地!

とても過ごしやすくて、歩きやすいトレッキングコースを軽快に歩きました。

北アルプスらしい尖った尾根が幾重にも重なってとてもダイナミックな景観が楽しめます。

ゴンドラを降りてから登山道を1時間ほど歩くと、八方池に到着します。登山道といってもハイキングの延長で歩けるコースで、初心者でも楽しみながら歩けるお手軽コースです。高山植物も咲いていて、登山気分が味わえます。

池の周りにはデッキとベンチがあって、観光客が思い思いに休憩したりお弁当を広げていました。私たちは小さい折り畳みのチェアを持って行ったので、デッキの上でペットボトルのジュースとおやつを食べながら池の前でのんびり過ごしました。

登山気分を味わえて、大満足。

この日の午後はこの辺りでかなりゆっくり過ごしましたが、ぼちぼちロープウェイで下山します。

 

途中駅のうさぎ平におしゃれなカフェがありました。

琵琶湖テラスが出来てから数年の間に各地に○○テラス風の絶景カフェが増えましたよね。

こちらは白で統一されていて海沿いみたいですね(^^;) 平日でも結構お客さんいて賑わっていました。

ちょっとコスパ高すぎな料金設定だったので、私たちは寄らずに横目で見ながらスルー・・。

 

リフトを降りて、ぼちぼちお腹がすいたので、リフト乗り場の近くの「手打ちそば まえだ」でランチしました。

特にリサーチした店ではないのですが、ちょうど何か食べたいねってタイミングで見かけたので、寄ってみました。

蕎麦は普通に美味しかったです。が、今ネットで見て見たら閉店していました・・。

 少し遅めのランチのあとに、「八方の湯」で入浴。無色透明で少しとろみのある泉質で、しっかり温まりました。

湯浴みの後、少し休憩したくて「道の駅 長野市大岡特産センター」に寄りました。

道の駅自体は主要道路から離れた川沿いなので、とても静かで客も少なく、少し休憩するのは丁度良いです。

バックドアを開けて清流の景色を堪能。 今回の旅は【トラックで別荘のようにのんびり過ごす】なので、ちょう度良いロケーションです。

あまりに居心地が良くて、そのままここで車中泊することにしました。

買い出しができなかったので、冷蔵庫の食材をかき集めてありあわせの夕食ですが、何とかなりました(^^;)

このトラックキャンピングカーにはエンゲルの76リットルの冷蔵庫を積んでいるので、出かけ際に家の冷蔵庫の食材を適当に放り込んできたので、その辺の物を使いました。

とにかく人が少なくて静かな道の駅なので、屋根のテラスに昇って寛いでいても人の目も気になりません。ほんとうに自前の別荘のようにこの静かな景観を存分に楽しむことが出来ました。

 

翌朝も冷蔵庫にあるもので済ませました。

エルグランドだと冷蔵庫が小さいので毎日地元のスーパーや道の駅で食材を調達するのですが(それはそれで楽しい)、トラックだと冷蔵庫が大きいのである程度一度で買ってしまえば、いちいち買い出しにいかなくても自由に成り行きまかせで行動できるのがいいですね。


朝食後道の駅を後にして、昼食は移動中に見つけた蕎麦屋でランチ(店名は忘れてしまいました)。

ランチ後は「道の駅 ビーナスライン白樺湖」に行きました。

ビーナスライン沿いで白樺湖に隣接した道の駅です。林間の芝生広場にはイスとテーブルがあって、周辺に飲食店や売店が数軒あります。

静かでとても過ごしやすい環境が一発で気に入りました。でもなぜかメイン棟が無いんですよね、調べたら違法建築で撤去されたとかしないとか・・(^^;)

散策するのに丁度良い彫刻公園もあって、ほんとにいい雰囲気です。平日のせいもあるのかもしれませんが観光客があまり多くないのもいいですね。

湖を一周する遊歩道があって、道の駅の対岸には宿泊施設に立ち寄り湯があります。

夕方に利用しましたが、とてもおしゃれな施設で快適な湯浴みが出来ました。

湯上りに湖沿いの遊歩道を気持ちよく歩きながら、トラックに戻ります。

解凍しておいた家から持ってきた冷凍枝豆をつまみに信州の地ビールで晩酌タイムを満喫。

夕食は地元スーパーで買った山賊焼きをレンチンして、信州サーモン、コロッケ、卵焼きで夕食。

 

翌朝は地元産のソーセージをスキレットでパンと一緒に焼いていただきました。

トラックでの食事は窓に面したカウンターテーブルで食べます。対面ソファにテーブルというコーナーもあるのですが、食事はカウンターの方が何かと便利です。カウンターなので奥行きは狭いですが、横に並んでちょっと高い目線から外の景色を眺めながらゆっくりと食事ができます。

エルグランドのキャンピングカーの時の朝は比較的すぐに出発して行動スタートするのですが、トラックだとお昼ちょっと前くらいまでのんびりすることが多いです。「移動できる別荘」として広い空間を活かせていると思います。

ランチは道の駅にあるベーグルのキッチンカーでシナモンベーグルとコーヒーを買って目の前の林間のテーブルで食べて、そのあとトラックに戻ってから生めんタイプのラーメンを作って食べました。7m超えのトラックのキャンピングカーだと狭い駐車場のラーメン店には行きにくいので、地元で人気のラーメン店などはなかなか行けません(^^;) なので、道の駅の土産コーナーで土産用の地元ラーメンなどを買ってトラックで作って食べることが多いです。以前、九州に行ったときは地元スーパーで長崎ちゃんぽん専用の麺・スープ・具材が全部売っていたので車内で2回くらい作って食べました。それでも十分楽しめます。店に行くのもいいけど、スーパーで普通に食材として売ってるのがすごい、さすが地元です(笑)

 

ゆっくり朝ごはんを食べた後は、白樺湖から「横谷峡遊歩道」を散歩しました。散歩というよりハイキングかな、結構な距離うを歩きました。横谷峡には川沿いに滝があってマイナスイオンも感じて、ザ・高原という感じです。

 

道の駅に戻って今回の旅で2回目の「蓼科アイス」を頂きました。

ミルク感たっぷりでフレッシュな甘みが最高です。くどくないから毎日でも食べれそう。

運動の後のソフトクリーム、罪悪感ゼロで美味しゅうございます(笑)

 

 


午後も少しだけ道の駅でまったりして奥さんは地ビールの黒ビールとピザを温めて食べてました。夕方には岐路に向かうので、私は紅玉のリンゴも丸かじり。

 

 このあと暗くなる前に家に着くように出発しました。

 


黒納豆、2色の揚出汁豆腐、なぜか九州産の鶏の肝煮を土産に買って帰り、家に着いてからこれらを夕食にしました。

 

7m超えのトラックというとおそらく皆さんかなり警戒するサイズかと思いますが、車幅よりも意外と高さがネックになることが多いです。たまに高架下を通れないこともあるし、山道で木の枝がわさーっと出っ張っていると、横擦っちゃいますし・・(涙)なにせ高さ3,3mですから(^^;)

 

このトラックにはまだエアコンを付けていないのですが、マックスファンを2つ付けているので、車内に外部の涼しい風を取り込むことが出来み、高原の涼しい気候ではそれで十分に快適に過ごせました。エアコンは今まで使っていた12v仕様にするか、実験的に家庭用のを付けてみるかまだ迷っているのですが今年中には取り付けたいと思っています。

 

【余談です】

この時の旅の途中で、トラックのエアコンのベルトの音がちょっと変な音がしたので、キャビンを上げてチェックしました。コメリの駐車場をお借りしてスパナを買って、その場で調整しました(^^;)

こういうときはの為にキャビン内にはあまりものを置かないようにしています(^^;)